- 機械設計技術職
- 加藤 達也
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機械製図コース
2014年キャリア入社

前職では半導体実装装置の設計やプロジェクトマネージャーを担当。この経験を全く別の分野で活かし、どこまで通用するか試してみたい。そんな思いから転職活動をスタートしました。始めはメーカーを志望していましたが、「30代で異業種へ」となると、求人の数自体が限られ苦労しました。そんな中メイテックと出会い、ここなら全く別の業種にも挑戦できると考え、入社を決意しました。配属先はプラントメーカー。当初の望みを叶え、異業種でプロジェクトマネジメント能力が求められる業務を担当することに。人を動かし、プロジェクトを前に進め、成功へ導く。いわば舵取り役のような役割です。多いときはお客さま先の15もの部署と連携しました。当然、相応の苦労が待っていました。部署の数だけ担当者がいるわけで、皆さんそれぞれに担当業務への思い入れがある。だから、一律同じような接し方では、うまくいかなかったんです。ドライな人と受け取られたりして。細やかな配慮が足りなくて思うように動いていただけず、スケジュール的に切迫した状況に追い込まれる。そんなことが度々ありました。
大事なのは、担当者ごとに接し方を工夫すること。そう気づき、きめ細やかな対応を心がけたことで、状況が好転していきました。お客さま先で知り合ったたくさんの方と、確かなつながりを感じる場面が増えてきたんです。たとえば、進行中のプロジェクトとは直接関係のない調べものでちょっとしたお願いをしたとき。ふたつ返事で、快く対応いただけるようになりました。飲み会に関しても、配属された部署だけでなく、別の部署からも気軽に呼ばれるようになりました。会社は違えど、同じプロジェクトの仲間。仕事ぶりを認められ、たくさんの方々から受け入れてもらっていることを、日々実感しています。あるとき、仕事にたいへん厳しいことで有名な管理職の方から、不意にこう言われました。「いつも、熱意をもって仕事してくれて、ありがとう。来てくれて、とても助かっているよ」と。ふだんお話しする機会があまりない方からの、心からの言葉。とてもうれしかったことを覚えています。
転職組の私にとってうれしかったのは、お客さま先だけでなく、メイテック社内でも交流を広げられたことです。横浜EC内でエンジニアに声をかけ、ものづくりサークル「M-Labヨコハマ(エムラボヨコハマ)」を立ち上げたのは、入社から1年半後。定期的に集まり、それぞれのメンバーが得意とする技術を結集し、ひとつの製品をつくる。すごく刺激的な活動です。横浜EC内の親子を対象としたものづくりイベントを主催し、メンバーで考案・製作したアイデア製品を社外のイベントに出品したこともあります。こうした仕事外の活動ですが、うれしいことに、横浜ECの営業職や事務職のスタッフに協力を求めた際には、活動場所や備品を提供するなど、快く力を貸してくれます。組織の柔軟さにも驚いたし、温かな目で見守ってくれるのがありがたい。こうしたコミュニティ活動を通しても、メイテックは「人と人のつながり」を大切にする会社だと強く感じます。