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機械設計技術職
間渕 博道
工業高校機械科卒
1989年新卒入社

自動車が好きで、設計に没頭した。 気づけば、海外でプレゼンしていた。

ものづくりの盛んな都市、浜松で育ちました。自動車メーカーに勤務していた父の影響で、幼い頃から自動車関係の本を読み漁っていました。自動車の整備書や分解図とか。ごく自然な流れで工業高校の機械科に進学。地元浜松にあるいろんなメーカーを元気にできたらと思い、メイテックへ就職しました。最初の数年は車の仕事に熱中しました。開発中の車両を見せてもらいながら、設計できる。エンジンルームを開くと、自分の設計した部品がついている。それが本当にうれしかった。仕事と趣味がいっしょくたになったような日々でしたね。
10年ほど経験したのち、バイクのクラッチを担当したときには、1人で何でもやりました。製品の仕様決め、メーカーとの折衝、競合とのコンペ。はるばる海外メーカーにもプレゼンしに行きました。イタリア、ドイツ、オーストリア、アメリカ。貴重な経験をたくさんさせてもらいました。

仕様決めから量産まで、指揮を執る。

20数年のキャリアを通して、自動車やバイク以外の設計も担当しました。
まずは彫刻機。たとえば、家の表札に名字を掘り込んだりする製品です。試作から量産まで任され、慣れない分野でしたが、完成品をつくるおもしろさを知りました。これに味を占め、現在担当させてもらっているのが、音楽・映像編集機器です。こちらはさらに、上流の仕様決めから、中国にある工場との折衝も含めた生産工程まで、全てを任されました。スケジュール調整も私が担当。設計して、試作して、工場に持って行って検証。工場に納得してもらえるよう作り込む。工場のOKをもらったら、今度は梱包材の検討も行う。もはや社員と変わらないポジションでしたね。
機械設計は自分1人だけなので、なんでもやる。ものすごく大変かというと、実はそうでもない。自分の裁量で動き、形にしていけるわけじゃないですか。喜びのほうが大きいですね。

尊敬できる後輩が、たくさんいる。

新しい着任先では知らないことばかりです。行く先々で、設計思想や手法も違いますし。それでもやってこれたのは、メイテックの仲間に支えてもらったからです。メイテックのいいところは、エンジニア同士がお互いを尊敬し合っていること。後輩が先輩を尊敬しているのはもちろん、先輩が後輩を尊敬する場面もよく見かけます。入社年次に関係なく全員がプロエンジニアだから、後輩から教わることも多いんです。支え合いのおかげで、本当に働きやすいですね。
これまで、ずっと地元浜松のメーカーで働いてきました。息子が2人いるのですが、中学に上がるまでは身近にいてあげたいので。その後は浜松じゃなくてもいいと思っています。自動車の開発にまたチャレンジしたいですね。動かない機械も好きですが、自分はやっぱり動くもののほうが好きなので。いろいろな製品分野を経験したことで、やりたいことが明確になりましたね。

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