Engineer Cross Talk

社員のホンネ!
わたしたちが思うメイテックフィルダーズ。

MEMBER PROFILE

機械設計技術職
1988年 新卒入社

機械設計技術職
2018年 キャリア入社

マイコンシステム設計技術職
2018年 新卒入社

電気・電子設計技術職
1990年 キャリア入社

メイテックフィルダーズを選んだ理由

現場で必要な知識・スキルを研修で学べ
身に付けた知見をすぐに実践で活かせる

田村私がメイテックフィルダーズに惹かれたきっかけは、ゼミに採用担当の方が来てくれたことでした。当時は情報システムについて学んでいて、漠然とSEとして働くことをイメージしていました。でも話を聞いてみると、メイテックフィルダーズは研修に力を入れていて、学ぶ姿勢があればSEに限らず幅広い仕事に挑戦できるという点に魅力を感じたんですよ。

伊能勢研修が充実している点や、仕事が特定のジャンルに限定されないという点は、確かに大きな魅力だよね。自分の場合、大学卒業後、一度は建設工事設備のメーカーに就職したけど、人手不足で会社に研修を実施する余裕がなくて。スキルを磨きながら、さまざまな製品分野に挑戦してみたいと思ってメイテックフィルダーズに転職しました。山下さんもキャリア入社でしたよね?

山下そうだよ。私は食品メーカーの工場で製造設備の保守を担当していたけど、結婚を機に地元の浜松に住むことになって。それまで培ったスキルを活かしながら勤務先についてもある程度考慮してもらえるメイテックフィルダーズに入社したんだ。

唐木なるほど。私は高校を卒業した後に通った職業訓練校で勧められたよ。訓練校では機械製図について学んだけど、身に付けたことをすぐに活かしたいという思いが強かった。この会社に入れば、すぐに実践的な業務に就けそうだという期待があったな。

田村実際、それは期待通りだったんですか?

唐木導入研修を受けた後、すぐにお客様先に配属されたよ。ちなみに、当時は手書きによる製図が主流でCADは出始めたばかりだった。配属先がすぐに導入したので、私自身も早いタイミングでCADに触れられたんだ。おかげでCADの実践的なスキルも得られたし、入社してすぐに「自分の選択は正しかった」と思えたよ。

伊能勢確かにCADって難しそうなイメージがありますけど、いざやってみると「案外できるじゃん!」という実感は持てましたね。配属先の上司や先輩が「過去の事例を手本に、簡単なところから着手すればいい」といっていただき、実務を通じてスキルを高められました。田村君は、研修に期待していたそうだけど、入社してみてどうだったの?

田村期待以上でした。コンスタントに研修の案内がメールで送られてきたりして、実務に就いてからも学べる機会は多いですね。

山下私も若いころは手書きで製図していたので、メイテックフィルダーズに入ってからCADの研修を受けたんだ。単に研修を実施しているというだけでなく、現場で求められる知識・スキルについて学べる点がいいね。

担当している仕事について

同じ配属先でも求められる役割や
業務内容はさまざま。

唐木私たちは、みんな同じ企業に配属されているけど、配属部署はバラバラだよね。私は、半導体製造装置の設計を担当していて、製品開発にも関わっているんだ。お客様が製品に求める性能は漠然としていることが多いので、設計に落とし込む前に要件を整理する必要があるのが大変だな。

伊能勢でも苦労が大きい分、うまくいったときのやりがいは大きくないですか?

唐木そうだね!お客様の要望に応じて新たなものを生み出すという面白さはあるし、要望を越えられたときの充実感はかなり大きいね。

伊能勢 私も仕事柄、難題に直面するケースが多いので、その気持ちはわかります。私の場合は産業用ロボットの特注開発に従事していて、カタログに載っていない製品をつくることがミッションです。以前配属先から「オゾン環境下で使える製品をつくって」といわれたことがあるのですが、そのために既製品を参考にして製品の仕組みを調べるところから始めるわけです。苦労は大きかったですが、一方で“一からモノをつくる醍醐味”も同じくらい大きかったですね。

山下みんなそれぞれ試行錯誤しながら働いているんだよね。私は、新たに開発した製品を量産する上での設計業務を担当しています。とはいいつつ設計だけでなく、出荷前の検査や特注品の図面作成、部品手配など、本当にいろんな実務にあたっていて。ときには、設計図を見ながら自分で製品を組み立てることもあるし。

田村そんなにいろいろな業務にあたっているんですか!?

山下そう。おかげでこの歳になっても、まだまだ学ぶことが多くあるんだと実感しているところだね(笑)。知識やスキルを身に付けたいという田村君や、幅広く業務経験を積みたいという伊野瀬君のようなタイプにおすすめしたい部署かな。意欲があればどんどん成長していけると思うから。

田村将来的にはその選択肢もあるかなと思いますね。

唐木今はどんな業務をしているんだっけ?

田村今は試作機の機能評価業務を担当しています。製品を試作する上では、設計段階でどのような機能を求めるのかという開発目標がありますが、その目標をクリアしているかどうかをチェックするのが私の役割です。目標を達成できていない場合、何が原因でどうすれば改善できるのかを調査する必要があり、新機種の試作機だとバグが多く予定通りに進まないこともしばしば。苦労することも多いですが、テストと改善を繰り返して、製品が完成度を高めていくプロセスを実感できるのは、子供の成長を見ているようで楽しいですよ。

伊能勢既製品を参考に改善点を調べ作り上げていく工程は私の業務と少し似ていますね。

メイテックフィルダーズの社風

教える・教わるという文化があるから
働きやすい、成長しやすい

唐木メイテックフィルダーズからは、我々を含めて16名の社員が同じお客さま先に配属されているわけだけど、仲間の多さについてはどう感じているかな?

伊能勢つい先日のことですが、出張申請の出し方が分からなくて唐木さんに教えていただきましたよね。些細なことかもしれませんが、田村君や私のように経験が浅い社員にとっては、配属先に「何でも聞ける先輩社員がいる」と思えるだけで、かなり心強いですよ。定期的に懇親会をやっているので、誰がどの部署にいるのかも把握できますしね。

唐木もちろん事務的なことだけじゃなく、機会があれば技術的な質問にも答えられるからね。逆に、人に教えるためには自分も勉強をしなくてはいけないので、教える側としてもスキルアップにつながるという面もあると思う。

田村同じ会社の人だと、遠慮なく意見ができるという面もありますよね。私の担当業務では、さまざまな部署の方が試作品を持ってくるんですが、中には検査の結果、もっと改善が必要な場合もあります。そうしたとき相手がメイテックフィルダーズの社員だと、考えられる原因や対策についてより忌憚のない意見をぶつけ合うことができる。もちろんメイテックフィルダーズの社員以外であっても言うべきことは言いますが、より話がスムーズに進むことは多いです。そこは多くの社員が配属されているメイテックフィルダーズのメリットですね。

山下たしかに業務上でのやりやすさはあるよね。それと今の配属先には同業他社から配属されているエンジニアも数多いけど、中でもメイテックフィルダーズの社員は「仕事を引き受けたからには責任をもってやりきる」という姿勢が強く根付いている気がするんだ。そこは先輩の背中を見て感じ取ったり、実際に懇親会などで話を聞いたり。若手が先輩の働きぶりを見ることはとても大切なので、同じ配属先でもっと人数を増やせれば、メイテックフィルダーズの強みがより高まると思うな。

伊能勢私もそう思います。業務をする上でのつながりはもちろんですが、メイテックフィルダーズに脈々と受け継がれてきた社風も、若手からすると大きいですね。そういった部分は、配属先での懇親会やエンジニア同士の交流イベントなどに参加するとよくわかります。人から人へ、業務だったりエンジニアとしての心構えを後輩にしっかり受け継ぐ土台があるので、また若い社員が育っていく。そういった正しいサイクルが根付いているのかなと感じます。

今後、目指したいこと

個々がレベルアップしていくことで
メイテックフィルダーズの成長につなげる

伊能勢今の配属先では求められる知識の幅が広く、相談をもちかけられることも多くあります。まだまだ学ぶことばかりですが、そういう環境で実務経験を積むことで、レベルを高めていけると思うんです。なので、私の当面の目標は、後輩から何を聞かれても答えられるようになることですね。

田村私も伊能勢さんと同じく、若いうちにできるだけ広範な知識を身に付けて、どこに配属されてもしっかり結果を出せるようなゼネラリストになりたいです。そのために実務でさまざまな経験を積みながら、メイテックフィルダーズの研修もフル活用してどんな分野でも活躍できるエンジニアを目指します。

山下メイテックフィルダーズではエリアデザイナー※という役割の人が若手社員の育成役を担っていて、研修の講師を担当することも多いよね。ただ、エリアデザイナー以外の社員にも積極的に講師を務めて欲しい。講師を務めることで自分のスキルアップにもつながるし、会社全体のレベルの底上げにもつながる。そういう積極的な中堅社員を育成することが、私たちベテラン社員の努めだと思っているよ。

唐木会社がより成長していくためには、個々のレベルアップは大事ですよね。メイテックフィルダーズは規模が大きいから安定しているという声を聞くことがあるけど、それは誤解を与えかねない。もちろん多くの社員がいるメリットはあるけど、社員一人ひとりが配属先で優れたパフォーマンスを発揮しているからこそ、全体として安定しているんだよね。だから、「頑張っていれば、あの人みたいになれる」という、若手にとっての目標になることが私個人の目標ですね。今後も、みんなで切磋琢磨しながら頑張っていきましょう。

※エリアデザイナー:勉強会や研修、イベントなどの活動を中心となって進めるリーダーの役割を担うエンジニア