医療の進歩に貢献するエンジニアへ。

SUNGMING LEE

CHEMICAL SYSTEM

イ スンミン
化学系技術職 

総合理工学研究科 マテリアル創成工学専攻卒
2013年キャリア入社

韓国から日本へ。
博士まで行ったものの、就職に苦戦。

日本の研究室でもっと勉強してみたい。1年の留学経験で芽生えたその思いを実現すべく、韓国の大学から日本の大学院へと進学。それまで学んできた農学をベースに、修士課程では木材の組織学、博士課程ではDNAについて研究しました。もうやりきった。そろそろ別のことにもチャレンジしたい。このまま日本で就職しよう。そう考えたものの、博士課程まで行って就職するのは、思っていた以上に大変でした。研究分野が活かせそうな企業がなかなか見つかりませんでしたが、運良く、技術者派遣の会社に就職できました。大手電機メーカーの業務に就き、カメラのフラッシュや、がん細胞を分離する医療用機器の研究開発を経験しました。そして、プロエンジニアとしてステップアップしたいと考え、メイテックに転職。基礎研究のプロジェクトが多く、給与も申し分ない点が決め手になりました。

「あなただから来てほしい。」
そんなプロジェクトがある。

配属先は、今度も大手電機メーカー。医療系の研究開発を強みにしていたことが目に留まり、営業から声をかけてもらいました。前職での経験も評価してもらい、とてもうれしい抜擢でした。着任したプロジェクトは、血液の凝固を検査する医療用機器の研究開発。心臓手術で用いられる重要な機器です。私はそのプロジェクトのなかでも、検査法の開発や評価、臨床共同研究における実験データの解析などを担当しました。基礎研究のため、実用化されるまでの道のりは遠く、10年以上かかることもざらです。でも、これが商品化できれば、心臓手術の進歩に大きく貢献することができる。自分が関わっていたものが、世の中の役に立っているのを見れたら、きっとすごくうれしいと思います。博士課程まで進みDNAの研究をしたことも、ちゃんと医療分野に活かせています。

まだ韓国に帰る気はありません。
この道の先に、やりたいことがあるから。

メイテックに入社してよかったなと思う場面は、業務に限りません。たとえば、マネージャー※主催の勉強会に参加しているとき。年2回の社内イベントで、温泉旅行やバーベキューで交流するとき。プライベートで、ゴルフやサバイバルゲームのお誘いを受けるとき。社員同士のつながりを強くしようという雰囲気を感じます。日本で、この東京で、一緒に成長できる仲間がいる。特にエンジニア同士は、ふだん離れ離れですが、温かいつながりを持てるのは、うれしい誤算でした。このまま日本に根を下ろし、今後も安心して研究開発の仕事をしていければと思います。やはり、興味があるのは医療関係。中でもガン細胞などの検出・特定細胞を分離・選別する先端医療分野です。今注目されているおもしろい分野ですし、私というエンジニアを必要としてくれる現場だから。医療というフィールドで、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいですね。

※マネージャー…勉強会の開催など、拠点ごとにさまざまな活動を展開し、エンジニアをサポートする。